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Babban Ny Mheillea(詳細・ネタバレ編) マンドラ族♀、リコポディウム、通常配置無し スカウトキャラクターとして自軍に勧誘可能。 クリスタル大戦時に書かれた物語のヒロイン。 クリスタル大戦時に書かれた物語「ババン・ナ・ウェイレアのぼうけん」。その内容はファンタジーを感じさせながらも実際にはとても過酷で悲しい結末だった。その話を読み、内容に疑問を抱いた吟遊詩人見習いKhoto Rokkorahの頼みにより、真相を確かめに過去世界を訪れた冒険者は、逆に登場人物の「トレントの球根」として、物語の一員となってしまった。 本来なら「植物の都」ネザーストークは架空の場所であり、ウェイレア達の冒険は不毛なものに終わり、最終的には志半ばで力尽きてしまうはずだった彼女達は、冒険者の活躍もあり、なんとネザーストークの存在、そして場所を突き止めるに至った。そこは遠い雲の上、ル・オンの庭。 どんなに遠くても目的地がはっきりした今、冒険を続ける決意を新たにしたウェイレアと別れを告げ、現代に戻った冒険者。実際の物語の「トレントの球根」も、ここで物語から消えるからでもあった。果たして、冒険者が体験した不思議な冒険にKhoto Rokkorahは納得してくれるのだろうか?そしてその後も続いたと思われるウェイレア達の冒険は、果たして……? なお、このページはKhoto Rokkorah(詳細・ネタバレ編)と、Darach(詳細・ネタバレ編)から引き継ぐ形で編成されている。先にそちらを見ていただいた方が、話全体の流れが理解しやすいと思う。 冒険の果てに(「ババン・ナ・ウェイレアのぼうけん」後編) 現代世界に戻り、Khoto Rokkorahを訪ねた冒険者だったが、Khoto Rokkorahは先日読んだのは前編であり、今日は続きを読む、と言ったのだ。 物語に「続き」があった。むしろ、冒険者の働きにより続きが「出来た」といえる。 実際に冒険者が関与した事により物語は大きく変化してしまった。ドラゴンに黒コゲにされるはずのトレントの球根も、無事に生還した。それにより物語は続きが出来たようだ。ここからは彼女が子供達に読む物語から、ウェイレア達のその後を聞く事が出来る。 その後、ウェイレアたちは、長い長い旅路をひたむきに頑張り、辿り着いた旅路の果ては…… 「植物の都」ネザーストークだった。 更にウェイレアは、ずっと夢見続けていた通り、マンドラゴラ族の王子さまと出会い、結婚。 ヴァナ・ディールで初の正月の時に登場した特別マンドラAke Omeのグラフィック。 そして途中で「三株欲しい」と言っていた子供達にも恵まれたようだ。 黒いマンドラがワンテンポ遅い。愛らしい家族を築けた。 Khoto Rokkorah :『……めでたし、めでたし。』 これが勿論、誰かの想像によるファンタジーなのか、過去世界で冒険者が体験した出来事をベースにした「史実」であるかは不明だが、すくなくとも「ババン・ナ・ウェイレアのぼうけん」は、ウェイレアの望みが全てかなったハッピーエンドを迎えたようである。 しかし現実は厳しかった。いや、むしろこの子供達だったら内容に関係なく、反応が一緒だったのかもしれない……。 Rahmi Yamilahto :ぶぅー! Tacca-Picca :ふつかもひっぱってこのていどか。 Cotta-Lotta:ありがちなてんかいをハッピーエンドでごまかすとは…… Tacca-Picca :ひじょうにざんねんなけっかだね。 どこのモンスタークレーマー軍団ですか? そういい残して立ち去る子供達、そしてガックリとうなだれるKhoto Rokkorah。結果的に前回と同じ反応になってしまった、そう思った瞬間だった。一人のミスラの少女が、Khoto Rokkorahのもとに戻ってきたのだ。 話をしっかり聞いて、質問してくれた。それだけでもKhoto Rokkorahにとっては大きな変化。 Noh Ramyoh :ねぇ、おねぇちゃん。さっきのおはなしのとちゅう、ウェイレアが……ぶじにみやこについたら、トレントのきゅうこんさんにおれいをするっていってたけど……あれってどうなったの? そう、最後に『お空に都がある』というヒントを残したのは「トレントの球根」こと、冒険者だった。そしてそれにたいしてウェイレアはこのように約束していた。 Babban Ny Mheillea :都に着いたらお礼に素敵な女の子(男の子・プレイヤーが設定された性別の「異性」)を紹介してあげるコポ♪ そして、その後『トレントの球根』は冒険の一行から離脱し、「冒険者」として現代に戻ってきている。時間も超え、再び会う事もかなわないだろう。それでもKhoto Rokkorahは、少女の問いに思いを馳せた。 しかし、それも思わぬ方法で途切れてしまう。突然辺りを地鳴りが轟いたのだ。驚くKhoto Rokkorah達だが、冒険者は別のものに驚いていた。地鳴りの発信源だった。 Khoto Rokkorahも思わず絶句するその光景とは……。 「ババン・ナ・ウェイレアのぼうけん」の登場人物がそこに大集合していた。 物語で何度も見せた、Abenzioの腕を使って降りるウェイレア。 どことなく、Abenzioが嬉しそうに見える。 そして一心不乱に走り出すウェイレア。(後ろのタルタル女性達はあまりの出来事に/panicしている)それに続く旦那と子供達。 ウェイレア達は、冒険者の前で止まり、綺麗に整列し、挨拶をした。 言葉はもう、理解できない。冒険者は「トレントの球根」でもない。しかし、ウェイレア達はちゃんと、この人間が、あのとき共に冒険をした仲間だと理解しているかのようだ。あの頃話していたように、素敵な王子さまと子供達に囲まれた現在のウェイレア。その姿をまるで冒険者にみせにきたかのようだった。 そして満足したのか、植物たちは、自分達の世界へ戻っていった。 物語を小馬鹿にしたかのように振舞っていた少年達もその光景を唖然と見つめた。 Khoto Rokkorah :い、いまのって、まさか……「ババン・ナ・ウェイレアのぼうけん」のウェイレアさん!?なんだか、とてもお親しそうな感じにみえましたけど……あなたって……いったい……? ようやっとKhoto Rokkorahが冒険者に声を掛けてきた。そして冒険者の名前を聞いて更に驚く。 Khoto Rokkorah :え、<PC NAME>さん? Noh Ramyoh :きゅうこんとおなじだー! Khoto Rokkorah :ほんとだ。この本に出てくる男の子(女の子)と、同じお名前…… そう、「トレントの球根」はやはり冒険者だった。 Noh Ramyoh :すごーい!おにいさん(おねえさん)、ウェイレアさんと、いっしょにぼうけんしたのね? Khoto Rokkorah :ふふ、まさか……でも、そうだとしたら、とっても素敵ね。 そして、ウェイレアらから冒険者がもらったもの、それは思い出と冒険と、3株の「謎の樹木の苗」だった。育てたら素敵な恋人が生えてくるのだろうか。 ウェイレア達はどうやってル・オンの庭に辿り着いたのか? ウェイレア達の「その後」というと、どうしても気になるのが、ネザーストークことル・オンの庭にどうやって辿り着いたか、ではないだろうか?冒険者の一般的な経路はというと、なんといっても「ジラートミッション」である。1万年前の出来事、そして今のヴァナ・ディールに迫りつつある静かな脅威を阻止する為に古代遺跡を通り、はるか空の上にあるとされるトゥー・リア(ル・オンの庭がある浮き島)へ向かう事になる。数年前にはライバルも少なく狩りが行いやすいという事で多くのPTも詰めかけ、一時期は「空〇」「空×」といったサーチコメントも多かった。 勿論、NPCがミッションを行う必要は全くないわけであるし、ましてやウェイレア達は植物である。では逆の発想をしてみる。あの後冒険者と別れたウェイレア達は、そのままジ・タへ直行して、直接トゥー・リアに向かったのか。 プレイヤーの個人差はあれど、ジラートミッションは「現代」で起きている出来事であり、ウェイレア達との冒険は「過去世界」での出来事。つまり、そこには20年の月日が、越えられない壁としてそびえている。クリスタル大戦時代は確かにEald'narcheとKam'lanautは目覚めて活動はしているが、当然ジュノ大公として、そして連合軍の指揮として動いている時代である。更にトゥー・リアそのものが、まだ起動しておらず、ジラートミッションで登場する転送機がこの時代に動いているとは思いがたい。これはつまり、当時(過去世界)はトゥー・リアへの道は閉ざされていたのではないだろうか。 では、逆に現代で、トゥー・リアが起動するまでウェイレア達はさまよって続けていたのだろうか?ヴァナ・ディールでの植物の寿命はわからないし、確かに何年も、何十年も育つ植物も存在する。DarachやAbenzio、Bryher等の大型植物が現代も生き続けていても(クエストで現代に登場しているが)なんら不思議ではない。Camlinも元々が「サボテン」をベースにしているのだとしたら、生命力が高いのも納得できる。しかし、小さく可愛らしいマンドラゴラ族のウェイレアが20年も生きている事は可能なのだろうか?こちらも結果的にクエスト最後にウェイレア本人が登場しているので、勿論可能であるといえる。 そしてなんといっても、注目すべきなのは、ウェイレア達が「冒険をつづけていた」という流れの中に映し出されていた映像である。あえてその画像はこのコーナーの為にとっておいたので、是非見てみて頂きたい。 ユタンガらしき森林を進む一行。 テリガン岬らしき砂漠地帯を進む一行。 これは、どちらもジラートミッションで訪れる場所である。そしてどちらもル・オンの庭にいくには、直接は関係が無い地域である。個人的には、20年もの間さまよい続けた(それはそれで過酷だが)ウェイレア達が何らかの形でトゥー・リアへ続く「神々の間」まで辿り着き、彼女達の純粋な思いを汲み取ったYve'noileがジラートミッションで冒険者たちが強いられたときと同様に「8つの光のかけら」をウェイレア達が集める事により、その思いをかなえてあげたと思いたいところである(ユタンガやテリガンは、直接トゥー・リアへ向かうためではなく、その鍵となる「光のかけら」を集める為に訪れる事になる)。何より、あのメンバーがジラートミッションをやっているのを想像すると面白い。 更に、ネザーストールに到着したこの地点は、冒険者が「神々の間」でYve'noileの幻と対面してから飛ばされる地点に非常ににている。 経緯は不明ではあるが、結果的にウェイレアは夢をかなえた。
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原作:式~SHIKI~ 芥川蒼馬(あくたがわ そうま) 性別:男 クラス:私立探偵 原作での立ち位置:犯人 一人称:俺 二人称:お前 関連リンク 芥川蒼馬 正輝志狼 その正体は猟奇殺人事件の犯人。 物語の発端となるとある事件の際、 邪法により構成された風の『式』に取り込まれており、 その心身は人間ではない化け物になってしまっている。 芥川蒼馬(本性) 芥川, あくたがわ, 男性, 式, AAAA, 170 特殊能力 超感覚Lv1=『式』, 1, Lv2, 15, Lv3, 26, Lv4, 37 123, 162, 158, 160, 171, 158, 超強気 SP, 55, 加速, 1, 激励, 1, 集中, 10, 熱血, 16, 威圧, 20, 奇襲, 40 SHIKI_AkutagawaSouma(T).bmp, SHIKI.mid 芥川蒼馬(本性) 芥川蒼馬, あくたがわそうま, (式(芥川蒼馬専用)), 1, 2 陸, 4, M, 7000, 150 特殊能力 性別=男性 耐性=風 弱点=光聖精魔 BGM=SHIKI_Battle.mid 5000, 160, 700, 110 BACA, SHIKI_AkutagawaSouma(T)U.bmp 疾風, 600, 1, 2, +20, -, 5, -, AAAA, +10, P風貫|サ(『式』Lv1) 突風, 800, 1, 4, +20, -, -, -, AAAA, +10, 風貫|サ(『式』Lv1) 烈風,1100, 1, 3, +15, -, 5, 105, AAAA, +10, 風貫|サ(『式』Lv1) 風鬼,1500, 1, 3, +0, -, 45, 130, AAAA, +10, 風貫|サ(『式』Lv2) === 浮遊,付加Lv5=空中移動 再行動, 0, -, 10, 120, Q(『式』Lv3) 芥川蒼馬(本性) 回避, あたりはしない……ってなもんだ 回避, その程度の攻撃なら、.見てからでも回避できるぜ 回避, あまりなめない方が良いぜ? 回避, お前、なにもわかっちゃいないな?.風の『式』に攻撃を当てるのは至難の技なんだぜ? ダメージ小, そんな攻撃じゃ、しない方がましだぜ? ダメージ小, 馬鹿な奴だな、お前…….少しでも距離を離すべきだったろうに? ダメージ中, 少しはできるじゃないか…… ダメージ中, 大人しくしていれば一瞬で終わるものを ダメージ中, やれやれ、ずいぶん抵抗するじゃないか ダメージ中, いくら抗っても、お前は逃げられない…… ダメージ大, ……なかなか楽しませてくれるじゃないか ダメージ大, 調子に乗っていられるのも今のうちだ ダメージ大, どうした? 俺はまだ生きてるぜ? 破壊, ……そ、そんな、馬鹿な 射程外, チッ……見失ったか 攻撃, いくぜ 攻撃, ひゅうっ!! 攻撃, 食らうか? 攻撃, 覚悟しなっ! 攻撃, これが『式』の力だ! 攻撃, ぶっ飛びなっ! 攻撃, 風ってのはこう使うんだ! 攻撃, 内側から削ってやるよ! 攻撃, 駆け巡れっ!! 攻撃, 甘過ぎるんだよ! 攻撃, ……$(武器)! 風鬼, ……風鬼! 風鬼, タイムアップだ 風鬼, 粉微塵になりな! 風鬼, そろそろ死ねよ! 風鬼, ……良い機会だ、お前も混ぜ込んでやる 風鬼, ……死ぬ覚悟はできたかい? 風鬼(とどめ), どうだい、最後の瞬間は気持ちよかっただろ? 風鬼(とどめ), くはははは……どうだい!.グチャグチャに混ぜられると最高にハイになるだろ!! 浮遊, さてと……ひとっ飛びするかな?
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【重要】 当ページのURLを他所に転載しないでください。 文化祭当日、詐のクラスはメイド服着てドーナツ屋 フリフリの服で落ち着かないという詐 売り子してる詐と瑠璃&真珠に男共が群がり、電番とメアド渡す 劇のキスシーンで屁ならフリじゃなくて本当にキスするかも、と 瑠璃と真珠にからかわれ、心配になった詐は腐の教室へ 教室を覗いているところを腐に見つかる 中庭で詐が持ってきたドーナツを食べる キスシーンについてどうやって探りを入れようかとしどろもどろの詐 「それってキスシーンの心配してる?」 「そ そんなわけないじゃん!応援しにきただけだよ」 照れ隠しに篭いっぱいのドーナツを腐に押し付けて 「それ食べてお芝居がんばってね!」と逃げるように去っていく その頃、粗が屁に次の襲撃の指示を出していた アンティーク宝石コレクターの持つ「ナイルの瞳」というエメラルドが狙い お芝居に出なくちゃと言う屁に、粗が人魚姫役を詐と替われと言う 「(いいな・・・サファイア わたしも人間の女のコになって恋したい)」 芝居と命とどっちが大事かと迫られ、変身して泥棒に出かける 大事なところは(一応)髪で隠しても、おまたの線は描き忘れません 主役の屁がいなくなって大騒ぎに 皆で手分けして探していると、詐の前にチンケが現れて 偽串がまた金国宝石の残りを狙っているという (タイムボカンシリーズじゃあるまいし、どうやって敵の情報を入手してるんだ) 屁の捜索を抜け出し、狙われた家へと向かう まんまとエメラルドを盗み出した屁 期待しながら自分の持つかけらと照らし合わせるが、やっぱりそれは金国宝石ではなかった そこへ詐が現れて宝石を返すよう迫る 今月もまた必殺技の応酬で屁が負け、屁のマスクが落ちる 「・・・きみになにがあったの?きみはだれ・・・?」 「・・・すべてを持っていて堂々とできるあなたに 女のコになりたいわたしの 気持ちはわからないわよ!あなたは立派な王子さまだもの!」 屁の言葉にショックを受ける詐 逃走する屁 「(あまいかおり・・・どこかでかいだことがある・・・ あのコはいったい―――・・・?)」 学園ではまだ屁探しが続いていた 「サファイアどこにいってたの? すりキズだらけだよ」 屁の必殺技でついた傷をあわてて誤魔化す詐 屁がいなくなってテンパリっぱなしだった演劇部長が突然 「―――そうだサファイア フランツとセリフあわせしてたって? じゃあサファイア!ユーが人魚姫をやっちゃいなよ!」 だせぇドレス 『―――嵐の夜 転覆した船から王子をたすけだした人魚姫は 一瞬にして王子に恋をしてしまいます! でもその正体は王子さまにはひみつなのです』 「―――おしえてくれ あの嵐の夜にきみがぼくを救ってくれたんだろう? ・・・どうしてなにもいわないの? なにかわけがあるのかい? 「(なんだろう お芝居なのにあたし・・・ そうだよフランツ あたしかくしごとしてる いえないひみつをもってるの)」 「そう いえないならかまわないよ」 『王子さまは人魚姫の正体に気づかず さってしまいます』 立ち去る腐の背中にしがみつく詐 「(・・・ちがうよ いつも不安だよ ほんとのあたしに気づいてほしいよ)」 「ぼくはきみが好きだ」 一方、屁は粗と一緒にいた 「わたしどうしても宝石がほしい はかのことはどうでもいいって気づいたの」 「そうか じゃあすべてを犠牲にする覚悟があるんだな? いいだろう おしえてやる エメラルドの騎士の正体は―――フランツだ・・・!」
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【重要】 当ページのURLを他所に転載しないでください。 徹底的にセラムンw ブラ「目を覚ませ腐乱津!」 腐「殺してやる」 魔族化した腐の攻撃を喰らうブラ 詐「やめて腐乱津 二人は兄弟なんだよ!」 とどめを刺そうとする腐を止めようと 腐のプレシャスを壊す詐、同時に詐もプレシャスを割られてしまう 力を失い倒れる詐、腐も倒れている。 ソラシマの揺れは止まるものの ガリ「こんなやり方で世界を救ってほしかったわけじゃない…」 倒れた腐の体からヘル夫人が分離 「これですべてプレシャスはなくなった」 「この世界は私のもの 憎しみと嫉妬で埋め尽くしてみせる…!」 ヒーローに取り付いてた敵が完全復活 屁ケートだった黒い宝石を手にしたソーマ 「屁ケート…お前の望んだとことはこんな事じゃなかったはずだ…」 謎の空間に立ち尽くす詐「ここはどこ…?」「あたし死んじゃったのかな…」 倒れている腐を見つけ駆けつける詐 異空間で目を覚ます 「腐乱津おきて」「おねがい 目をさまして」 ?「…私のせいね」 詐のそばに消えたはずの屁が立っている 「私…いつも幸せそうな詐ファイアがうらやましかった」 「腐乱津を手に入れれば幸せになれると思ってたの…」 「でも違った…あなたたちの間にある絆は 無理矢理手に入れられるものじゃ なかったね」 「ごめんなさい詐ファイア…!私あなたたちに酷いことしちゃったわ…!」 「でもダメよ あなたまでここにきちゃ」 「見て詐ファイア 闇の力でシルバーランドが大変な事になってるわ」 闇の力に染まりつつあるソラシマ、地上も混乱。 異空間にいながら現実世界の惨状を感じる 屁「さあ立って みんなが待ってるわ」 詐「でもあたし…」 「プレシャスが無くなっちゃった…もう剣も使えない」 「もうみんなを守る事ができないよ」 「あなたなら出来るわ 詐ファイア」と言い残して消える屁 ?『きみならできるよ詐ファイア』 詐「あなたは…!」 詐の前に再びサファイアが現れる サファイア『剣で戦う事だけがみんなを救う道じゃない』 『プレシャスは宝石としての形を失っただけ…』 『「強さの心」や「やさしさの心」は…プレシャスはもともと だれの心にもあるものなんだ』 『その力を引き出すのは自分次第…きみの中にはその力があるはずだよ』 「え…?」 サファイアの両隣に詐の両親?が現れる 『さあ詐ファイア 勇気を出して いつも見守っていますよ』 (そうだ…あたしはみんなを守りたい そのために王子になるって決めたんだもん…!) 屁「腐乱津がきっと力を貸してくれるわ」 目を覚ます腐 詐「腐乱津…!」「ごめん腐乱津 あたしあなたを…」 腐「…きみだったんだね」「詐ファイア やっと見つけた…!」 目覚めて、横になったままヒロインの頬に手を伸ばす 腐「いこう詐ファイア みんなが君を待ってる」 詐「うん…!」 屁「詐ファイア…お母様を助けてあげて」 サファイア、両親、屁ケートに見送られ元の世界へと戻る詐と腐 「いってくるね」 ヘル相手になす術もないブラたち「くっ…これまでか!」 その時割れたプレシャスが輝き、オパールに乗った詐と腐が現れる 「闇の魔女そこまでだ!」 ヘル「なぜお前達が!?」「わざわざ殺されに戻ってくるなんて馬鹿なコ」 「プレシャスも持たずに この私とどうやって戦うつもり?」 詐「プレシャスはずっとこのムネにある!」 「あなたの心の闇を光でてらして この世界も守ってみせる」 ヘル「なにをバカなことを…!」 詐&腐「さあ詐ファイア」「うん」 ヘル「すぐ闇の底につきおとしてあげるわ」 いけ!暗黒の炎(ノワール・モルトフレイム) 詐ファイアたちに巨大な火の玉が襲い掛かる 詐(どうしてだろう ちっとも怖くない 腐乱津やみんながいてくれるからかな 強い心とやさしさの心 それがきっと愛する気持ち… かけがえのない宝石なんだ!) (あたしは…負けない!!) 詐たちの前で火の玉は消滅 ヘル「なに!?」 ガリゴリ「見よ!プレシャスが…二人の思いに共鳴しておる!」 二つのプレシャスの欠片が輝きながら宙にうかびあがりひとつに合体 腐も王子姿に変わる(今までの騎士服とは違うデザイン。詐もフリル増量w) あなた(たち)がいるから強くなれる 詐(みんなを守りたい…新しい力がみなぎってくる…) (みんなのことはこの光で守ってみせる!!) よくわからない新技「エターナルルミナスアージエント」発動 技を喰らったヘル(なんなの?この光…)(なぜ…あたたかいの?) (闇の力があればなんだってできると思ってたのに…どうしてなの? 青と緑の光が こんなに心地いいなんて…) タワーに刺さっていたソラシマが浮かび上がりタワーの上に浮いている状態に。 よくわからないけど光も復活したらしい 学園の窓から外をながめる瑠璃と真珠 「ついこの前までソラシマが落ちてきそうになってたなんてウソみたいだね」 「シルバーランドの王子様のおかげみたいだよ」 「あと あと!シルバーランドにはイケメンがいっぱいいいるってウ・ワ・サ」 「えーホント!?ってかソーマくんはどうなったのよ」 「実はメールがきたんだ!またライブ行こうよ」 「いくいく!詐ファイアもさそってね」 シルバーランド城 ジュラルミン「王子は?詐ファイア様はどちらにいらっしゃるんですか」 「みな女のコでもいいから ぜひあの方に国を治めて欲しいと言ってるのです」 「すぐにでも戴冠式の準備をしなくては~」 ナイロン(チョーシのいい…) ガリゴリたち「さて今日は見とらんのう」 「戴冠式の準備でいそがしいいそがしい」「大公も手伝ってくださいよ」 何故かまた刺さっている ソラシマを見つめるブ裸ッド ブラ「詐ファイアの事はまかせたぞ 腐乱津」 「よーし帆をあげろ出航だ!」 飛ぶ海賊船を見るソーマに誰かが話しかける ?「冷たい人だとばかり思ってたけど あなたにはお礼を言わなくちゃね」 ソーマ「なんのことだ?」 屁「知ってるのよ 石になった私を拾ってくれたでしょ」 「おかげで詐ファイアの光を受けることができた…」 光の力で復活 ソーマ「やっと人間になれたな」 屁「うん!こんどこそ本当の恋をしてみせるわ!」 タワー展望台に来ている詐と腐 腐「…詐ファイアいいのか?シルバーランドにいかなくて…」 詐「うん…でもその前に伝えたい事があるの」 「王子って事といっしょに ずっと言えなかったあたしの気持ち…」 腐にとびつく詐「好きだよ腐乱津 大好き!」 大好きなシルバーランドも大好きな地上もみーんな幸せでありますように な か よ し ラ ブ リ ー 夏 の 号 に 続 く よ !
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【重要】 当ページのURLを他所に転載しないでください。 ヒールと爪先しか地に付かないってどんな靴だ 屁はゴールドランドのプレシャスに願って人間になる事に成功。 詐は家臣たちに「腐は魔女にあやつられているのかもしれない」と聞かされ もう一度腐に会って確かめようとブラ提供のドレスで変装し 腐と屁の結婚前夜祭に潜り込む。 右:原作第3章 変装して謝肉祭に出掛けるシーン 腐をバルコニーに連れ出し「自分をおぼえてないか?」と聞くが 「まえの事はよくおぼえてないんだ…」 詐「あたしはおぼえてます…」「一緒に見た夕日も、七夕ry」と言いつつ ドレスを脱ぐと何故か制服姿。 3月号で渡されたドレス(下)とデザインが変わっている 画像が小さくてわかりづらいが、操られて自分を忘れている相手に自分の存在を訴え 男に何らかの衝動が起きたシーンをブレた絵で表現 右は新装版セラムン3巻33P 左:元絵を横にずらしてコピペ 右:実線に沿ってトーン処理 バルコニーの二人を見た屁が「どうして詐が?」 いつの間にか居たソーマが詐が銀国の王子だとバラす 詐は(お願い、思い出して)と腐にキス 自分を忘れている相手に泣きながらキス 右:新装版セラムン3巻49P それを見た屁は大激怒「腐に触らないで!」 屁の背後に嫉妬の炎とヘルの幻影が現れ、その魔力に驚いた詐は串に変身 串「屁ケート、あなたが頼っているものは間違ってる…目を覚まして」 屁「そんな言葉に騙されないわ」 「明日の結婚式にはあなたも招待してあげるわ詐ファイア…」 「いいえ、リボンの騎士!」 決戦は、結婚式!!【続く】 3巻表紙イラスト
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【重要】 当ページのURLを他所に転載しないでください。 頭と帽子のリボンがアンバランスにでっかい決めポーズのサファイア (二人とも手に持つレイピアがやっぱり串) ☆変身して、たたかって、でもあれって夢? 前回の変身シーン「めざめよ プリンセスナイト!」 <白金学園女子寮>目覚まし時計の音 「う~ん」ベッドから時計に手を伸ばすサファイア。 時計の針は六時を指している。「ん?六時!?」 起きるサファイア。「・・・あれ?でもあたし ゆうべ どうやって帰ってきたんだろ・・・」 ベランダで軽いあくびをする。「きのうのできごとって ぜんぶ 夢だったのかな・・・」 そこに甘い香りがフワと漂ってくる。 振り返るとそこに、髪の長い美少女が小テーブルに肘をついて立っていた。 美少女こちらを見ながら「ねむそうね 彼とはどんな夜だったのかしら?」サファイアぱちくり。 クスッと笑う美少女に「あっあっあなた だれ―――!?」真っ赤になって頭をボサボサと掻くサファイア。 <シルバーランド ヘル夫人の部屋> 「・・・恋をなさい ヘケート」水晶につぶやくヘル夫人。水晶の中には赤子のようなものがうずくまっている。 「恋は女の子を輝かせる宝石よ 恋の味を知り はじめてあなたはヒトになれる… 王家のプレシャス(宝石)を持つものをさがすのよ ヘケート」 そこへ魔法の鏡を使って話しかけてくるジュラルミン大公「ヘル夫人!おられるのか」 ヘル夫人「あら ジュラルミン大公」 ジュラルミン大公「ナイロンから聞きましたぞ!ゆうべは王子をみすみす逃がすとは・・・本当ですか!?」 ギロリとにらむヘル夫人。「失態だとおっしゃりたいの?」 ヘル夫人「そもそも王子を探すのは あなたのお役目のはずでは…?」 言葉に詰まるジュラルミン。 立ち上がり腰に手を当てながら「でも心配なさらないで 次の手は打ってありますわ」不適に微笑むヘル夫人。 それでも焦っているジュラルミン。 「と とにかく われらには王子の持つプレシャスが必要なのだ。でないと真の王位にはつけぬ・・・?」 ヘル夫人、の赤い指先がジュラルミン大公の唇に触れる。 「焦ってはなりませんわ 愛とは育てるものですわよ」 <学園内2-A> 巨乳先生の声「・・・というわけで転入生を紹介しますね」 「こちらが今日から新しく仲間になる・・・白綺ヘケートさんです」 そこに立つのはサファイアの部屋にいた謎の美少女だった。 真珠&瑠璃うっとり「キレ~ お人形さんみたい・・・」「かなりタイプ!!」コブシにも力が入っている。 サファイア唖然とする(あのコ 転入生だったんだ・・・) サファイアの机前でピタッと止まるヘケート。「・・・キレイね」 真っ赤になるサファイア。「キッキレイ!?」 自分の顔を指差しながら「あっ あたしこんなんだよっ・・・」 ヘケート指をさす「とってもキレイ そのリング」 (その彼女の指にはどこかで見たようなリングがはまっている) サファイア「リ リング!?」傍で吹き出す真珠&瑠璃。 <食堂 ランチの時間> 食事を前にご機嫌ナナメのサファイア。 「も~瑠璃も真珠もバカにして でもこのリングをここにはめてるってことは・・・」 自分の左手薬指を見つめる。フランツにリングをはめてもらったシーン回想。 (昨日のこと やっぱり夢じゃなかったのかも) かああと赤くなった所に真珠&瑠璃 「サーファイア!顔赤くしてるなんてウワサは本当だったのね」 「セントラルタワーでフランツ・チャーミングとデートしてたって?」 サファイア「ちょっと どうしてそんなコト・・・」 「へっくしょん!」 フランツ登場「・・・ゴメン 朝まで公園にいたせいか カゼひいたみたいで 君は大丈夫?」 (゚д゚ )顔のサファイア(フランツ?) 真珠&瑠璃「ダ ダイタン~!!」「サファイアが朝帰りなんてっ」 「ちがうっても~!>д<」怒るサファイア。 食事のトレイを手にこちらを見ているヘケート。 そこへ巨乳先生がやって来る。なぜか厳しい顔。 「藍音(あいね)サファイアさん 学園長がお呼びです」 サファイア「ガリゴリが!(ガーン)」 真珠&瑠璃「あ~あ ガリ!ゴリ!と説教されるわよ>△<」 フランツ目ドアップ「ねえ」サファイアドキン。 耳元で囁くフランツ「放課後 裏庭の白鳥(スワン)の池で待ってる 昨日のことで聞きたいことがあるんだ」 サファイア「・・・えっ」 立ち去るフランツ。(フランツ・・・?) わいわいと騒ぎ出す真珠&瑠璃 「フランツとあんなに近づいてナイショ話っ」「次のデートの約束ねっ」「うらやましー」 頬を染めて焦るサファイア「だ・だからちがうってば」 巨乳先生「藍音さん はやくいらっしゃい」 サファイア「はっはい!」 頬杖で舌をだし微笑みながら見ているヘケート「ふ~ん・・・」 ちょっと不安そうな顔のサファイア(でも話って・・・?) <学園内 バルコニー> パックジュースを飲みながらぼんやり腰掛けているフランツ。そこにヘケートがやってくる。 ヘケート「・・・触ってもいい?」フランツの髪に手を伸ばす。 フランツ「えっ・・・」 ヘケート、頬を染めうっとりしながらつぶやく「やわらかい・・・」 両手でフランツの頭や首筋を抱くように撫で回す。 焦るフランツ「え? ええ!?」 <学園長室> 「ごめんなさい!!夕べは色々とイロイロあったってゆーかなかったってゆーか・・・ (あたしあんまり覚えてなくて・・・)でも!フランツとは絶対にその~・・・」真っ赤になって訴えるサファイア。 フォフォフォと笑う学園長ガリゴリ 「そうじゃなサファイア お前の周りであらゆることが起こりつつある。いよいよ十四歳となり時が満ちたのじゃ」 きょとんとするサファイア「どうしたの?ガリゴリ・・・じゃなくておじいさま?」 (巨乳先生改めアソーヌ)「十四歳おめでとう サファイア」 (眼鏡イケメン先生改めウラナール)「君は運命の時を迎えたんだ これからは用心が必要だよ」 ガリゴリ 「夕べのことじゃよサファイア 幼いころからお前を見守ってきたわしらじゃ お前のことは何でもしっておる」 サファイアの肩に手を置くウラナール 「夕べ 君の危機を察知し家に連れ戻したのは私たちなんだよ」 サファイアを座らせるアソーヌ 「リボンの騎士として目覚めたのが よほど疲れたようね」 びっくりするサファイア「知ってたの!?」 ガリゴリ「わしらがお前と共にシルバーランドを離れて十四年 やっと話せる日が来たのじゃ」 「これまでわしらはそなたの親戚じゃと教えてきたが それは偽りじゃ わしらは・・・シルバーランドの王家 つまりはそなたのご両親である王様と王妃様に仕えていた家臣なのじゃ」 ウラナール「サファイアさま」 サファイア(ウラナール!?) ウラナール「あなたは シルバーランド王国の姫としてこの世に生をうけた しかし掟では女子が王位につくことは許されない」 「おりしも当時 王家にたてつく者が現れ王位を狙っていたため しかたなく王はあなたを王子として育てることにされたのです」 サファイア「だから あのチンクってコ、あたしのこと王子王子って・・・」 ウラナール「・・・しかし悪しき者たちは闇の力と手を結び 王とお妃・・・そしてあなたの暗殺を謀った」 「だが王とお妃はみずからの命をささげることであなたを守ったのです」 「あなた・・・サファイアさまはシルバーランドの未来を託して・・・」 真剣な顔で黙っているサファイア。その手を取るガリゴリ。 「よくお聞き サファイア」指先から光るリング。(リングアップ) ガリゴリ「そのリングの意思はプレシャスというて大きな力を持つ王家の宝 それがなければ王にはなれぬ」 「国王であるお父上はそれをそなたに 託したのじゃよ」 リングを握り締めつぶやくサファイア「それじゃ・・・あたしのお父さんとお母さんは・・・」 と、どこかからくすんくすんと泣き声が。かばん?の中からチンクの声。「王様~お妃さま~」 ガリゴリ「おお チンクを忘れておった そろそろだしてやらんとな」 コンとかばんを開けると、ボウンッと飛び出したチンク(泣きながら怒っている) チンク「ひどいよガリゴリってば こんな所に閉じ込めるなんて~」 ウラナール「お前はことを急ぎすぎる!サファイアさまのことならガリゴリさまが きちんと考えていらっしゃる」 アソーヌ「そうよ みんなで再びシルバーランドに帰る日をね」 はっとするサファイア「シルバーランドに帰るって・・・まさか!?」 「ごらん サファイア」串刺しタワーを指差すガリゴリ。外は雨が降ってきている。 ガリゴリ「かつて王国は まばゆい金の光につつまれておった。 ところが光を失った国は悲しい灰色の世界となってしもうた・・・」 「だが祖国は助けを求め この世界にそなたを迎えにきた。よいかサファイア シルバーランドを救えるのはそなたの銀色の光のみなのじゃ」 思わず身体を震わせるサファイア「信じられない・・・?なんで突然そんなこというの?」 ガリゴリ「今日まで 黙っておったのは・・・ご両親の愛じゃよサファイア」 うつむき依然として震えているサファイア。 <学園内 廊下> とぼとぼ歩くサファイアを追いかけるチンク。 チンク「・・・待ってサファイア!」 サファイア「わかんないよ・・・」その顔は泣いている。 「シルバーランドなんて言われても あたし瑠璃や真珠たちとおわかれするなんてやだもん・・・!」 チンク「でもサファイア キミはシルバーランドの王子・・・」 サファイア号泣「やめて・・・!王子なんかじゃない あたしは サファイアだもんっ・・・ フツーの 女のコだもん!」困惑した顔で見つめるチンク(サファイア・・・) 唐突に背後から声が聞こえてくる。「まってフランツ!」 涙のたまった目で向こうを見ると、その先には木の下で向かい合って立つヘケートとフランツが。 ヘケート「逃げないで まだ学校案内の途中よ?」 フランツ「だけど 僕は男子部だからここから先は女子部へは・・・」 そっと成り行きを見つめるサファイア(フランツとヘケート・・・?) フランツの胸元に手を伸ばすヘケート「・・・まじめね」 「ねぇ あなたは私を輝かせてくれる宝石なんでしょ・・・?」 まっすぐ見上げながらのヘケートの言葉に意味がわからない感じのフランツ 「宝石ってなんのこと・・・」 顔を寄せてくるヘケート「隠してもダメよ あなたの瞳 まるでエメラルドね・・・」二人のアップ。 ヘケート「・・・おしえて?」唇が触れ合う寸前の二人。 サファイア「!」思わずダッと走り出す。 目を閉じているヘケート。あと少し・・・で フランツ「へぷちっ!><」ヘケート「!」 フランツ「ごめん カゼひいてて・・・とにかくここから先の案内は女のコにしてもらって」立ち去って行く。 その後姿を見ながら「男のコって・・・おもしろい」舌をだしてクスッと笑うヘケート。 <白鳥の池(というより噴水)> 池のふちに座って再び泣いているサファイア。声をかけるチンク。 チンク「サファイア~」サファイア「一人にしておいてよ!」 「みんな みんな信じらんない・・・」 この他にも所々に下書きが チンク涙を浮かべ必死の説得「一人になんてできないよ!ボクはキミとそのリングを 守るのが役目だもの!キミの喜びは二倍にして悲しみは半分にしてあげるんだもん!」 サファイア「・・・?」チンク涙をふきながら「あ~うたがってるでしょ!」バチン!と指を鳴らす。 サファイア変身。「ちょ・・・またこのカッコ!?」 「だから王子なんてイヤなんだってば」迷惑そうな顔。 その足元にフワと翼の生えた白馬が降りてきた。 チンク「一日遅れちゃったけどお誕生日プレゼントだよサファイア。オパールっていうんだ さぁ乗って!」 馬が顔を摺り寄せてくる(注・馬とは思えないくらい顔が短い)。サファイアぼうぜん。 チンク「いっけーオパール!」二人を乗せ大空へ舞い上がる馬。 焦るサファイア「ちょっ・・・どこいくつもり!?」 チンク「オパールはキミが望むならどこにでもいくよ!」 思案するサファイア「あたしがのぞむなら・・・」 チンク「どこへいきたい?」その問いに困惑するサファイア。 サファイア「どこへって言われても・・・あっあたしわからないよ」 チンク「じゃあキミが生まれた国を見てみたくはない?」 サファイア「え・・・」(あたしが生まれた国・・・)見つめる先にあるのはシルバーランド。 チンクが指差す「あそこにはキミを待っている人がたくさんいるんだよ」 サファイア「あたしを・・・?」 チンク「オパール!このままシルバーランドを目指すんだ!」 と 突然竜巻に襲われる一行。 暴れる馬に「どうしたの?オパール?」と手綱を握るサファイア。 チンク「いやな風だ 気をつけてサファイア!」 ヒュオオオオ・・・と風がうなりをあげ、声が聞こえてくる。 ???「フムフム・・・王子だね 見ーつけた!」敵が現れる! (トロンボーンの先っちょにゴーグルを頭に乗せたサルがくっついているような状態) 敵「やあ!ボクは闇の使い間のキャッツアイ!(どう見てもサル)」 唖然とするサファイア「な・・・」 チンクがけしかける「サファイア!あんなちっちゃいヤツなんてやっつけちゃえ」 キャッツアイ舌をだしながら「へーんだ おまえだってちっちゃいくせに!」 もの凄い勢いで襲い掛かってくるキャッツアイ! サファイア&チンク「うわっ」「ひえっ」「あっ」「う~っ」 竜巻に巻かれ身動きが取れない二人&馬。 キャッツアイ「さあ王子 宝石をボクにわたしな!」手を伸ばしてくる。 サファイア苦しみながら(王家の宝石を狙う悪しき者 このコたちがお父さんやお母さんを・・・) 「(今日まで黙っておったのは・・・ご両親の愛じゃよ・・・)」 「(シルバーランドを救えるのは そなたの銀色の光のみなのじゃ)」 サファイア「ルミナス レイピア!」 「よみがえれ!ルミナスアージエント!」 レイピアを構えるサファイア 敵消滅・・・。 <学園長室> 窓からキラッと輝く光を見つめているガリゴリ学園長。 ガリゴリ「美しい 光じゃな」(サファイア・・・) 場面変わって・・・地上に戻ってきた一行。 サファイア「ありがとう オパール」馬、スゥと姿が消える。 キッと彼方を見つめるサファイア。 チンク「サファイア?」 サファイア「あの島がシルバーランド お父さんとお母さんが愛した国 あたしの生まれたところ・・・」 と 授業終了の鐘の音が聞こえてきた。 (゚д゚)と青ざめるサファイア(午後の授業サボっちゃった) はっとするサファイア「そういえば放課後って・・・」 間髪いれず声が聞こえてきた。フランツ「サファイア?」 サファイア(フランツ!!) 「わっみつかる」ぱたぱたと飛んで逃げるチンク。 フランツ「サファイア なんで隠れてるの?」 木の後ろでしゃがみながら焦るサファイア (どっどうしょう こんなカッコだし・・・も~チンクってば自分だけどこいっちゃったの!?) かまわず喋りだすフランツ「ねえサファイア ぼくは見たんだ」サファイアドキン! フランツ「あの時 光に包まれたエレベーターが大きく揺れた後 ぼくは記憶があいまいで ・・・でも目を覚ました時そこには・・・」 「そこにはリボンをつけた騎士がいた!」 サファイア(見られてた・・・!?) フランツ「ねえサファイア」近寄ってくる。 「あの時 あいつは君に何かしたりしなかった・・・?」サファイアの肩をグッと掴む。 はっとするフランツ。そこに見たのは・・・ 「・・・ぼくにちかづくな!」レイピアをフランツに向けるサファイア。 驚くフランツ「・・・おまえは・・・なぜここに・・・」黙っているサファイア。 そのままヒラッと空に舞い上がるサファイア。 フランツ「!!」「待て!リボンの騎士!」空の彼方に消えるサファイア。 一人つぶやくフランツ「・・・おまえの狙いは何なんだ」 <寮 談話室> バンと飛び込むサファイア。(うわあ!なんてことしちゃったんだろ!)ドキドキドキ・・・。 サファイア(でも・・・) 「(あいつはあいつは君に何かしたりしなかった・・・?)」 (心配してくれてたんだ)ちょっと頬が赤くなるサファイア。 ヘケート「おかえりなさい」ソファに座っているヘケートにはっとする。 サファイア「あっ ただいまヘ・ヘケート・・・」ちょっと困惑気味。 それにはかまわずヘケート「あじわいそこねちゃったの 甘いの?それとも苦いの?」 立ち上がりサファイアにつつつとにじり寄るヘケート。 ヘケート「わたしにも 教えてくれない?」サファイア「へ?」 ヘケート「恋の味よ」サファイア「!?」 サファイアいきなりヘケートに唇を奪われ硬直。 キ、キス~~~!?驚きの展開に次号サファイアは !?(つづく) 『藍音サファイア』と『白綺ヘケート』という名前から、色名を苗字に持つ『リボンの騎士団』という 情報が真実味を帯びてきた。チンクの変身ではないものの、実際にペガサスも登場した。 初期の情報はかなり信憑性の高いものだったのかもしれない。
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【重要】 当ページのURLを他所に転載しないでください。 今回の引きでようやくソラシマへ向かう事になりましたが、語る程大きな変化は無く… 少し巻きが入って来たんだろうかと思える回でした。 ヘル夫人、部屋に封印されてた模様。 サファイアの宝石(詐の指輪)を作りジュラルミンに戴冠式を行わせ サファイアをおびき出そうと企む。 元の石の姿に戻る夢を見てサファイアの部屋にヘケート侵入。 王子に振り向いてもらえないのが悩みのよう。 フランツに誘われデート。ボートに乗り、タワーに向かう2人。 フランツ「きみのこと… 好きかも」サファイア「わたしも…」 2人の後を付けるヘケートを追っ払うソーマ。 「まだとうぶん2人の秘密を知るのはオレだけでいい」 突然入るソラシマニュース。マイクの前で語るナイロン。 「シルバーランドの王子と戦うのです!」 サファイアの指輪が発光。一瞬フランツがサファイアの事を疑う。 敵が現れフランツだけ変身。敵にシルバーランドに上がれる鍵を渡される。 タワー内は大惨事。 「こんなになってんのは すべてアイツ(リボンの騎士)のせいなんだよな」と サファイアを挑発するソーマ。 その手を振り払って、学園に戻り「本当の事が知りたい!」と決意する。 学園長の部屋(たぶん)に入ると置かれたドレスとガリゴリからの手紙。 手紙の封を切ると魔法陣が現れ~~来月に続く。 あと読者ページの「キャラトーク」のコーナーで串のキャラが質問に答えてます。 Q.シルバーランドとゴールドランドは最初から仲が悪かったの? サファイア:あたしもしりたいから、シルバーランドへ行ってたしかめてくるね! Q.ヘケートに会ったときの甘い香りってどんな香り? サファイア:あま~い、あま~いお花の香りににてたかな。うっとりしちゃうの。 Q.ゴールドランドってどんな国だったんですか? フランツ:陽の光がふりそそぐ、幸せな国だったんだ… Q.なんでサファイアにキスしたんですか? ヘケート:サファイアは恋の味をしってると思ったの。恋っていいことなんでしょ? Q.よく魔法を使ってるけど、ほかにどんな魔法があるの? チンク:タラリラッター!!ってサファイアが変身する魔法が一番得意だよ! あとはヒ・ミ・ツv ボクの活躍にも注目してね! 9月号付録 10月号付録 普通は「文字を書ける状態」にペンを握った手を描くよね、普通はね
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さやか「本当に、どんな願いでも叶うんだね?」 キュゥべえ「大丈夫、君の祈りは間違いなく遂げられる」 キュゥべえ「じゃあ、いいんだね?」 さやか「うん、やって」 さやか「うっ…」 キュゥべえ「さあ、受け取るといい。それが君の運命だ」 仁美「ふあぁぁ…あ、はしたない。ごめんあそばせ」 さやか「どうしたのよ仁美。寝不足?」 仁美「ええ、昨夜は病院やら警察やらで夜遅くまで」 さやか「えー、何かあったの?」 仁美「何だか私、夢遊病っていうのか。それも同じような症状の方が大勢いて。気がついたら、みんなで同じ場所に倒れていたんですの」 さやか 「はは、何それ?」 仁美「お医者様は集団幻覚だとか何とか…。今日も放課後に精密検査に行かなくてはなりませんの。はあ、面倒くさいわ…」 さやか「そんな事なら、学校休んじゃえばいいのに」 仁美「ダメですわ。それではまるで本当に病気みたいで、家の者がますます心配してしまいますもの」 さやか「さっすが優等生!偉いわー」 さやか「久々に気分良いわー。爽快爽快」 まどか「さやかちゃんはさ、怖くはないの?」 さやか「ん?そりゃあちょっとは怖いけど…昨日の奴にはあっさり勝てたし。もしかしたらまどかと仁美、友達二人も同時に亡くしてかもしれないって。そっちの方がよっぽど怖いよね」 さやか「だーかーら、何つーかな。自信?安心感?ちょっと自分を褒めちゃいたい気分っつーかね」 さやか「まー、舞い上がっちゃってますね、私。これからのミタキハラ市の平和はこの魔法少女さやかちゃんが、ガンガン守りまくっちゃいますからねー!」 まどか「後悔とか全然ないの?」 さやか「そうねー。後悔って言えば、迷ってたことが後悔かな。どうせだったらもうちょっと早く心を決めるべきだったなって。あのときの魔女、私と二人がかりで戦ってたら、マミさんも死なないで済んだかもしれない」 まどか「私…」 さやか「さーてーは、何か変な事考えてるなー?」 まどか「私、私だって…」 さやか「なっちゃった後だから言えるの、こういう事は。どうせならって言うのがミソなのよ。私はさ、成るべくして魔法少女になったわけ」 まどか「さやかちゃん…」 さやか「願い事、見つけたんだもの。命懸けで戦うハメになったって構わないって、そう思えるだけの理由があったの。そう気付くのが遅すぎたって言うのがちょっと悔しいだけでさ。だから引け目なんて感じなくていいんだよ。まどかは魔法少女にならずに済んだって言う、ただそれだけの事なんだから」 まどか「うん…」 さやか「さてと、じゃあ私はそろそろ行かないと」 まどか「ん?何か用事があるの?」 さやか「まあ、ちょっとね」 さやか「そっか、退院はまだなんだ」 上条「足のリハビリが、まだ済んでないしね。ちゃんと、歩けるようになってからでないと」 上条「手の方も、一体どうして急に治ったのか、まったく理由がわからないんだってさ」 上条 「だから、もうしばらく精密検査がいるんだって」 さやか「あ。恭介自信はどうなの?どっか身体におかしなとこ、ある?」 上条「いや、なさ過ぎて怖いっていうか。事故に遭ったのさえ悪い夢だったみたいに思えてくる」 上条「何で僕、こんなベッドに寝てるのかなって」 上条「さやかが言った通り、奇跡だよね、これ」 さやか「ん?どうしたの?」 上条「さやかには…ひどいこと言っちゃったよね。いくら気が滅入ってたとはいえ…」 さやか「変な事思い出さなくていいの。今の恭介は大喜びして当然なんだから。そんな顔しちゃだめだよ」 上条「うん。何だか実感なくてさ」 さやか「まあ、無理もないよね。あ、そろそろかな?」 上条「ん?」 さやか「恭介、ちょっと外の空気吸いに行こう」 上条「屋上なんかに何の用?」 さやか「いいからいいから」 上条「あっ…みんな」 さやか「本当のお祝いは退院してからなんだけど、足より先に手が治っちゃったしね」 上条「そ、それは」 上条父「お前からは処分してくれと言われていたが、どうしても捨てられなかった。私は」 上条父「さぁ、試してごらん。怖がらなくていい」 さやか(マミさん、あたしの願い、叶ったよ) さやか(後悔なんて、あるわけない) さやか(あたし、今最高に幸せだよ) 杏子「ふぅん…。あれがこの街の新しい魔法少女ねぇ…」 キュゥべえ「本当に彼女と事を構える気かい?」 杏子「だってチョロそうじゃん。瞬殺っしょ、あんな奴。それとも何?」 杏子「文句あるっての?アンタ」 キュゥべえ「すべて君の思い通りに行くとは限らないよ。この街にはもう一人、魔法少女がいるからね」 杏子「へぇぇ、何者なの?そいつ」 キュゥべえ「僕にもよく分からない」 杏子「はあ?どういうことさ。そいつだってアンタと契約して魔法少女になったんでしょ?」 キュゥべえ「そうとも言えるし、違うとも言える」 キュゥべえ「あの子は極めつけのイレギュラーだ。どういう行動に出るか、僕にも予想できない」 杏子「へっ、上等じゃないの。退屈過ぎてもなんだしさ。ちっとは面白味もないとね」 ほむら「話って何?」 まどか「あのね、さやかちゃんのこと、なんだけど…」 まどか「あ、あの子はね、思い込みが激しくて、意地っ張りで、結構すぐ人と喧嘩しちゃったり」 まどか「でもね、すっごくいい子なの。優しくて勇気があって、誰かのためと思ったらがんばり過ぎちゃって」 ほむら「魔法少女としては、致命的ね」 まどか「そう…なの…」 ほむら「度を越した優しさは甘さに繋がるし、蛮勇は油断になる」 ほむら「そして、どんな献身にも見返りなんてない」 ほむら「それをわきまえていなければ、魔法少女は務まらない。だから巴マミも命を落とした」 まどか「そんな言い方やめてよっ!」 まどか「そう、さやかちゃん、自分では平気だって言ってるけど、でも、もしマミさんの時と同じようなことになったらって思うと、私どうすればいいのか」 ほむら「美樹さやかのことが心配なのね」 まどか「私じゃもう、さやかちゃんの力にはなってあげられないから」 まどか「だから、ほむらちゃんにお願いしたいの。さやかちゃんと仲良くしてあげて。マミさんの時みたいに喧嘩しないで」 まどか「魔女をやっつける時も、みんなで協力して戦えば、ずっと安全なはずだよね」 ほむら「私は嘘をつきたくないし、出来もしない約束もしたくない」 まどか「え?」 ほむら「だから、美樹さやかのことは諦めて」 まどか「どうしてなの…」 ほむら「あの子は契約すべきじゃなかった。確かに私のミスよ。貴女だけでなく、彼女もきちんと監視しておくべきだった」 まどか「なら…」 ほむら「でも、責任を認めた上で言わせて貰うわ。今となっては、どうやっても償いきれないミスなの」 ほむら「死んでしまった人が還って来ないのと同じこと」 ほむら「一度魔法少女になってしまったら、もう救われる望みなんてない」 ほむら「あの契約は、たった一つの希望と引き換えに、すべてを諦めるってことだから」 まどか「だから、ほむらちゃんも諦めちゃってるの?自分のことも、他の子のことも全部」 ほむら「ええ。罪滅ぼしなんて言い訳はしないわ。私はどんな罪を背負おうと私の戦いを続けなきゃならない」 ほむら「時間を無駄にさせたわね。ごめんなさい」 キュゥべえ「緊張してるのかい?」 さやか「まあね。一つ間違えたらお陀仏なわけだし」 さやか「まどか?」 まどか「さやかちゃん、これから、その…」 さやか「そ、悪い魔女を探してパトロール。これも正義の味方の勤めだからね」 まどか「一人で…平気なの?」 さやか「平気平気。マミさんだってそうして来たんだし。後輩として、それぐらいはね」 まどか「あのね、私、何もできないし、足手まといにしかならないってわかってるんだけど」 まどか「でも、邪魔にならないところまででいいの。行けるところまで一緒に連れてってもらえたらって」 さやか「頑張り過ぎじゃない?」 まどか「ごめん…ダメだよね、迷惑だってのはわかってたの」 さやか「ううん。すっごく嬉しい」 さやか「ねえ分かる?手が震えちゃってさ。さっきから止まらないの。情けないよね。もう魔法少女だってのに、一人だと心細いなんてさ。」 まどか「さやかちゃん…」 さやか「邪魔なんかじゃない。すごく嬉しい。誰かが一緒にいてくれるだけで、すっごく心強いよ。それこそ百人力って感じ」 まどか「私…」 さやか「必ず守るよ。だから安心して私の後についてきて。今までみたいに、一緒に魔女をやっつけよう」 まどか「うん」 キュゥべえ「危険は承知の上なんだね?」 さやか「あたしバカだから、一人だと無茶なでたらめやらかしかねないし。まどかもいるんだって肝に銘じてれば、それだけ慎重になれると思う」 キュゥべえ「そっか。うん、考えがあっての事ならいいんだ」 まどか「キュゥべえ?」 キュゥべえ(君にも君の考えがあるんだろう? まどか) キュゥべえ(さやかを守りたい君の気持ちは分かる) キュゥべえ(実際、君が隣に居てくれるだけで、最悪の事態に備えた切り札を一つだけ用意できるしね) まどか「私は…」 キュゥべえ(今は何も言わなくていい。さやかもきっと反対するだろうし) キュゥべえ(ただ、もし君が心を決める時が来たら、僕の準備は、いつでも整ってるからね) まどか「うん…」 さやか「ここだ」 キュゥべえ「この結界は、多分魔女じゃなくて使い魔のものだね」 さやか「楽に越した事ないよ。こちとらまだ初心者なんだし」 キュゥべえ「油断は禁物だよ」 さやか「分かってる」 まどか「あっ」 さやか「あれが」 まどか「逃げるよ」 さやか「任せて!」 杏子「ちょっとちょっと。何やってんのさ、アンタたち」 まどか「逃がしちゃう」 杏子「見てわかんないの?ありゃ魔女じゃなくて使い魔だよ。グリーフシードを持ってるわけないじゃん」 さやか「だって、あれほっといたら誰かが殺されるのよ?」 杏子「だからさぁ、4~5人ばかり食って魔女になるまで待てっての。そうすりゃちゃんとグリーフシードも孕むんだからさ」 杏子「アンタ、卵産む前の鶏シメてどうすんのさ」 さやか「な…。魔女に襲われる人たちを…あんた、見殺しにするって言うの?」 杏子「アンタさぁ、何か大元から勘違いしてんじゃない?食物連鎖って知ってる?学校で習ったよねぇ」 杏子「弱い人間を魔女が食う。その魔女をアタシたちが食う」 「これが当たり前のルールでしょ、そういう強さの順番なんだから」 まどか「そんな…」 さやか「あんたは」 杏子「まさかとは思うけど。やれ人助けだの正義だの、その手のおチャラケた冗談かますために…アイツと契約したわけじゃないよね?アンタ」 さやか「だったら、何だって言うのよ!」 杏子「ちょっとさ、やめてくれない?」 杏子「遊び半分で首突っ込まれるのってさ、ホントムカつくんだわ」 まどか「さやかちゃん!!」 杏子「ふん、トーシロが。ちっとは頭冷やせっての」 杏子「おっかしいなぁ。全治3ヶ月ってぐらいにはかましてやったはずなんだけど」 まどか「さやかちゃん、平気なの?」 キュゥべえ「彼女は癒しの祈りを契約にして魔法少女になったからね。ダメージの回復力は人一倍だ」 さやか「誰が…あんたなんかに。あんたみたいな奴がいるから、マミさんは…!!」 杏子「ウゼェ」 杏子「超ウゼェ」 杏子「つうか何。そもそも口の利き方がなってないよね。先輩に向かってさぁ」 さやか「黙れえええ!!!」 杏子「チャラチャラ踊ってんじゃねぇよウスノロ!」 まどか「さやかちゃん!!」 キュゥべえ「まどか、近づいたら危険だ」 杏子「言って聞かせてわからねえ、殴ってもわからねえバカとなりゃあ…後は殺しちゃうしかないよねッ!?」 さやか「負けない」 さやか「負けるもんかあ!」 まどか「どうして?ねえ、どうして?魔女じゃないのに。どうして味方同士で戦わなきゃならないの?」 キュゥべえ「どうしようもない。お互い譲る気なんてまるでないよ」 まどか「お願い、キュゥべえ。やめさせて。こんなのってないよ」 キュゥべえ「僕にはどうしようもない」 キュゥべえ「でも、どうしても力づくでも止めたいのなら、方法がないわけじゃないよ」 キュゥべえ「この戦いに割り込むには、同じ魔法少女じゃなきゃダメだ」 キュゥべえ「でも君にならその資格がある。本当にそれを望むならね」 まどか「そうだ…私が契約すれば…」 杏子「終わりだよ」 まどか「私…」 ほむら「それには及ばないわ」 杏子「なっ!?」